- 御家流
- おいえりゅう【御家流】(1)京都粟田口の青蓮院(シヨウレンイン)門跡, 尊円法親王(1298-1356)を祖とする書流。 世尊寺流に上代書法を取り入れた, 流麗で平明・穏和な書風。 中世にも愛好されたが, 特に江戸時代には御家流の名で呼ばれて朝廷・幕府・諸藩の公文書類で用いられたほか, 寺子屋でも教えられて盛行した。 青蓮院流。 尊円流。 粟田口流。 粟田流。 家様。(2)香道の一流派。 三条西実隆を始祖とする。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.